
伏見稲荷四辻からの眺望
東山三十六峰の一つ、稲荷山の中腹にある展望台
1 伏見稲荷大社
JR稲荷駅を降りて、駅前の広い参道を歩いていくと伏見稲荷大社があります。
伏見稲荷大社は,和銅四年(711)秦氏による創建といわれ、全国に約4万もあるといわれる稲荷社の総本社でもあります。五穀豊穣・商売繁盛の神として知られています。

稲荷大社の本殿は,重文に指定されており、本殿からさらに進んで階段をのぼると,大きな鳥居がいくつにも重なりまるでトンネルのようになって続いている参道(千本鳥居)があり、ここをさらに歩いていくと5分くらいで奥の院に着きます。

奥の院には,持ち上げた時に感じる重さが,思ったよりも軽ければ願いが叶うという「おもかる石」という石があります。
この奥の院から再び千本鳥居の中を長い急な石段やゆるい上り坂を約20分ほど登れば、茶店の並ぶ展望の良いところに出ます。ここが「四辻」というところです。
2 四辻からの展望
ここからの展望は素晴らしく、いままで登ってきた疲れも忘れてしまうほどです。足元には龍谷大学深草キャンパスが見え、さらに伏見から京都市南部地域が広がります。さらに向日市や西山方面と、石清水八幡宮のある八幡山が見えます。空気の澄んだ季節であれば大阪のビル群も見ることができます。

伏見から長岡京、大阪方面

伏見方面。ビルは京セラ本社 手前の茶色いビル群は龍谷大学深草キャンパス
四辻にある茶店のうちの一軒が『仁志むら亭』といい、元治元年(1864)創業の老舗です。地元ではここはテレビドラマや映画でよく出てくる俳優の西村和彦の実家であることでも知られています。高校時代は山の中腹にあるこの店から麓の高校まで通っていたらしい。この店は今は両親と兄が経営しているのだそうです。なお、この店では夏はところてん、秋はわらび餅(共に450円)、のほか、麺類やどんぶり物などの軽食も楽しめます。

四辻の茶店。左側にあるのが、仁志むら亭。
なお、四辻から先にも参道が続いており、更に一,二,三の峰と多くの神蹟があり,これらをお詣りして再び四辻に戻ってくる「お山巡り」をすることもできます。